海外FX業者のXMでは、リスクを抑える手段として「両建て」を活用するトレーダーもいます。
両建ては、XMのルールを理解していないと口座凍結や出金拒否のリスクも生じるので注意が必要です。
編集部また、両建てならではのリスクや、簡単に利益が出せる手法ではないことを理解しておく必要があります。
本記事では、XMの両建てルールと共に、正しいやり方や戦略について詳しく解説していきます。
なお、XMの総合的な評判や口コミが知りたい方は「XMの評判はやばい?利用者100人の口コミで判明した真実を徹底評価」をチェックしてみてください。
XMで両建ては禁止?基本ルールと概要
XMでは両建ては禁止されていません。
しかし、XMで両建てを行う際は、両建ての概要やXMでの独自ルールを押さえておくことが重要です。
以下で詳しい概要を見ていきましょう。
FXにおける両建てとは
そもそもFXにおける両建てとは、同じタイミング・同じ銘柄で買いと売りの両方のポジションを保有することです。
例えば、USD/JPY(ドル円)が150円の時に同じタイミングで買いと売り両方のエントリーをするとします。
- 1ドル151円まで上昇
→買いポジション:1円分の利益、売りポジション:1円分の損失 - 1ドル149円まで下落
→買いポジション:1円分の損失、売りポジション:1円分の利益
このように、買い売りでポジションを同時にエントリーすれば、相場がどちらに動いても損益がほぼゼロになります。
相場状況に応じて片側ずつを決済することで、結果的に利益を狙う仕組みです。



大きな相場変動が起きても損失が出ないリスクヘッジの手法として用いられることが多いです。
XMでの両建ては公認されている
XMでは、同一口座内での両建て取引が公式に認められています。
両建てそのものを理由に口座凍結や利益没収が行われることは原則としてありません。



そのため、安心して相場急変時のヘッジや、ポジション整理に活用できます。
ただし、両建てを利用したボーナスの不正取得や、意図的な裁定取引と判断される行為は禁止されています。
両建てができる条件は同一口座のみ
XMで両建てが許可されているのは、あくまで「同一口座内」に限られます。
例えば、同じXMであっても別口座間での両建てや、他社FX業者との両建ては明確な禁止行為です。
不正行為と判断され、口座凍結や利益没収の要因になります。



安全に両建てを行うには、1つの口座内で完結させることが絶対条件です。
ルールを理解せずに行うと、意図せず規約違反になる可能性に注意してください。
自身が行う取引が不正であるか分からない場合は、一度XMのサポートへ確認してみると良いです。
XMは日本語サポートが万全の海外FX業者なので、気軽に問い合わせてみましょう。
XMの両建てで禁止されている取引手法
次に、XMの両建てで禁止されている取引手法を具体的に見ていきます。
以下で紹介する両建て手法は、絶対に行わないようにしてください。
複数口座間での両建て
XMでは、複数口座間での両建てが禁止されています。
XMでは、1人につき最大8つの口座が開設可能ですが、以下のような行為は禁止です。
- XMで口座A、口座Bと2つの口座を開設
- 口座AでUSD/JPYの買いポジション、口座Bで売りポジションを同時に保有
- 上昇トレンド発生で口座Bがゼロカットされる
- ユーザーは口座Aの利益を得られる一方で、XM側は口座Bのマイナスを補填する
強制ロスカットやゼロカットは、アカウント全体ではなく「口座ごと」に適用されるルールです。
複数口座を使って両建てを行うと、片方の口座だけゼロカットされる可能性があります。



ゼロカットの補填は業者側が行います。複数口座での両建ては、XM側だけリスクを負う仕組みであることから禁止されているのです。
複数口座での取引は問題ありませんが、複数口座での両建ては行わないようにしましょう。
関連:XMのゼロカットとは?発動条件や執行のタイミングはいつなのかも解説
XMと他のFX業者を使った両建て
XMでは、XMと他のFX業者を組み合わせた両建て取引も禁止されています。
前述した複数口座間での両建てと同様に、片方の口座のみゼロカットされる可能性が高まるからです。
- XMでUSD/JPYの買いポジションを保有
- 同時に、別の海外FX業者でUSD/JPYの売りポジションを保有
- 片方の口座がゼロカットで自己資金のみの損失、もう片方がトレンドに沿って利益を獲得
このように、どちらかのFX業者がゼロカット補填の損失を背負う可能性が高まります。



ゼロカットの悪用とみなされ、XMだけでなく多くの海外FX業者でも禁止されている行為です。
バレないと考えられがちですが、入出金履歴や取引パターン、タイミングの一致などからバレる可能性が高いです。
意図的と判断された場合、過去の取引まで遡って調査され、利益没収や口座凍結などの措置が取られることもあります。
複数人(グループ)による両建て
複数人やグループで示し合わせて行う両建て取引も、ゼロカット制度の悪用としてXMでは禁止されています。
- AさんがXMでUSD/JPYの買いポジションを保有
- Bさんが同時にUSD/JPYの売りポジションを保有
- 事前に役割を決めて損失と利益を分け合う
一方の損失をゼロカット制度で回避し、もう一方で利益を得ることが可能となってしまいます。



「バレない」と考える方もいますが、同一IPアドレス、同じ入出金先、取引タイミングの一致などが確認されることで発覚しやすいです。
家族や知人同士であっても、意図的な両建ては規約違反となる点に注意してください。
先物取引と現物取引を使った裁定取引
XMの両建てでは、先物取引と現物取引を組み合わせた裁定取引(アービトラージ)も禁止されています。
裁定取引とは、同じ価値を持つ商品の間に一時的な価格差が生じたときに決済する取引です。
- XMで現物商品の買いポジションを保有
- 他の業者で、同じ銘柄の先物ポジションを反対方向に保有
- 価格差が縮まったタイミングで、両方のポジションを決済して小さな利益を出す
上記の例は、複数業者を使った両建てにも似ています。
ただし、XMでは現物と先物の両方を取り扱っている銘柄もあるため、同一業者内でも裁定取引が成立してしまう可能性があります。



取引する商品の組み合わせ次第で知らずに裁定取引になるケースもあるので注意が必要です。
もしも、自身がしたい取引が不正になるか不安な方は、XMの日本語サポートへ問い合わせましょう。
XMは日本人スタッフによる親切なサポートが受けられるため、初心者の方でも安心して利用できます。
XMで両建てを行うメリット
両建て戦略は、リスクヘッジの観点から特定の相場状況や取引でメリットがあります。
以下で、XMで両建てを行うメリットについて詳しく見ていきましょう。
必要証拠金が実質ゼロになる
同一口座内で同一銘柄の買いと売りを同時に保有している場合、必要証拠金が相殺されます。



両建て取引中は、実質的に新たな証拠金をほとんど消費せずにポジションの維持が可能です。
証拠金維持率が安定しやすく、急な相場変動にも耐えやすくなる点が大きなメリットといえます。
- USD/JPYの買いポジションを1ロット保有
- 同時にUSD/JPYの売りポジションを1ロット保有
- 買い・売りの必要証拠金が相殺される
この仕組みを活用すれば、資金効率を落とさずにリスク管理が可能です。
ただし、スプレッドやスワップポイントは両ポジション分発生するため、長期間の両建ては注意してください。
損失を固定してロスカットを回避しやすい
売り買いのポジションを時間差で保有する両建て手法であれば、含み損を一時的に固定できます。



相場が予想と逆方向に動いた場合でも、あとから反対ポジションを持つことで損失額の拡大を止められます。
証拠金維持率の急低下を防ぎ、強制ロスカットを回避しやすくなります。
- 買いポジションが含み損になった段階で売りを追加
- 相場急変時の含み損拡大を一時的にストップ
- 相場が落ち着いた後に片側のみ決済
損失を確定させずに時間を稼げるので、感情的な損切りを防ぎやすい点もメリットです。
相場の様子見や長期短期の併用ができる
XMで両建てを活用すれば、相場の方向がハッキリしないときでも柔軟に対応できます。
特に、「長期トレンドは上昇だけど、今は一時的に下がりそう」といった悩む場面では特に有効です。
ポジションを維持しながら、短期の値動きに対応できます。
- 中長期で上昇トレンドを予想し、買いポジションを保有
- 短期的に下がりそうなときに、売りポジションを追加
- 下落したら売りポジションだけを決済し、買いポジションはそのまま維持



前述した損失固定と同じで、時間差で売り・買いの両方を保有する応用型の両建て手法です。
「無理に相場の方向を決めなくてもいい状態=様子見の時間」が作れます。
焦らず冷静に判断できるようになり、安定したトレードにつながる手法です。
XMポイント(XMP)を往復分獲得できる
XMでは、取引量に応じてXMポイント(XMP)が付与されるロイヤルティ制度があります。
両建て取引では、買いと売りの両方で取引が成立するため、往復分のXMポイントが獲得可能です。



通常の片側取引よりも効率よくポイントを獲得できます。
貯まったXMPはXMのボーナスや現金に交換でき、実質的な取引コストの軽減につながります。
両建てと合わせてXMPの取得も戦略的に検討すると良いでしょう。
XMで両建てを行うデメリットと注意点
XMでの両建ては、メリットだけではなく、デメリットや注意点も存在します。
両建て取引に慣れていない方は、以下のデメリットに関しても理解しておくようにしましょう。
スプレッドや取引コストが倍になる
XMで両建てを行う場合、スプレッドや取引コストが実質的に倍になります。



両建てでは、買いと売りの両方でエントリーと決済が行われるため、それぞれにスプレッドが発生します。
結果として、通常の片側取引よりもコスト負担が大きくなるので注意しましょう。
- USD/JPYのスプレッドが2.0pips
- 買いエントリー時に2.0pipsのコストが発生
- 売りエントリー時にも2.0pipsのコストが発生
- 合計で4.0pips分の取引コストが発生
このように、両建てではエントリーした時点で不利な状態から取引が始まります。
あくまで一時的なリスク管理手段として使用し、常に両建ての手法を使い続けるのは避けた方が良いです。
関連:XMTradingのスプレッド比較一覧!広がる時間帯や広すぎて勝てないは本当か解説
スワップポイントがマイナスになりやすい
XMの両建て取引では、買いと売りの両方のスワップが同時に発生します。
| 通貨ペア | プラススワップ | マイナススワップ | 差額 |
|---|---|---|---|
| USDJPY | +0.64(買い) | -27.56(売り) | -26.92 |
| EURUSD | +2.19(売り) | -8.61(買い) | -6.42 |
| GBPJPY | +0.10(買い) | -34.90(売り) | -34.90 |
| AUDJPY | +2.41(買い) | -13.99(売り) | -11.58 |
| USDCHF | +3.91(買い) | -13.39(売り) | -9.48 |
基本的にXMではプラスのスワップがマイナススワップを上回ることがありません。
結果的にスワップ差額分が毎日コストとして積み重なっていく仕組みです。



プラススワップとマイナススワップの差が大きい通貨ペアでは特に注意が必要です。
スワップポイントは日々変動しますが、両建てでプラスのスワップが獲得できる可能性は極めて低いです。
関連:XMのスワップポイント一覧!土日に稼ぐ方法やおすすめの時間帯を解説
両建てでも強制ロスカットされるケースがある
両建てをしていれば必ず安全というわけではなく、強制ロスカットされるケースも充分にあり得ます。
前述したスワップポイントは、ポジションを保有すれば毎日発生します。
そのため、長期間保有すればマイナススワップの影響で証拠金維持率が低下しやすいです。



また、指標前後のスプレッドが広いタイミングでポジションを保有した場合も証拠金維持率の低下につながります。
- 経済指標発表時にスプレッドが急拡大
- マイナススワップでの含み損+スプレッド分で証拠金維持率が大きく低下
必要証拠金が相殺されていても、評価損益やコストが変動しないわけではありません。
余裕を持った資金管理を行わなければ、両建てでもロスカットされる可能性がある点は理解しておく必要があります。
実質的なリスクヘッジにならない場合もある
両建てはリスクヘッジの手法として知られていますが、すべての相場状況で有効とは限りません。



特に、方向感のあるトレンド相場では、両建てがかえって判断を遅らせる原因になることがあります。
含み損を固定できる反面、利益を伸ばす機会を逃してしまうケースも少なくありません。
- 買いと売りを同時保有した後に上昇トレンド発生
- 買いポジションのみ決済して利益が出る
- しかし、上昇トレンド継続で売りポジションの含み損が膨らむ
- 買いポジションの利益以上の損失が出るorロスカット
このように、トレンドがなかなか転換しない相場では利益が出しにくく、返ってマイナスになるケースもあります。
安易に始めるのではなく、FXの分析を磨いてから両建て取引を行った方が良いです。
XMは、デモ口座やウェビナーなど相場分析を学べるツールやコンテンツが充実しているので、積極的に活用してみてください。
XMでの両建てのやり方と解除方法【PC版】
XMでは、MT4・MT5を使った取引が可能で、両建てもプラットフォーム上で完結します。
以下で、PC版での両建て~解除方法までを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
MT4・MT5を使った両建ての基本手順
MT4とMT5は、口座開設後にダウンロードしてログインすれば利用できます。
ログイン後に取引の準備ができた方は、以下の手順で両建てを行ってください。


まずは、両建てをしたいタイミングになった時点で、MT4・MT5の「新規注文」をクリックしてください。


すると、注文画面が表示されるので、ロット数や銘柄などの各種設定を行いましょう。
注文の設定が完了したら、実際にエントリーしていきます。


買い・売りの両方でエントリーが通れば両建ての注文完了です。



激しい変動の相場では、注文した価格にズレが出る可能性があるので、安定した相場かつ素早く操作するのがポイントです。
また、新規注文画面だけでなく、チャート上で右クリック→「ワンクリックトレーディング」を表示させるのもおすすめです。


チャート画面左上にSELL(売り)、BUY(買い)のボタンが表示され、ワンクリックで素早く注文が入れられます。
ポジションの解除方法
両建て後に、ポジションを解除する場合は以下の手順で行ってください。
MT4であれば、「表示」→「ターミナル」の順にクリックします。
MT5の場合は、「表示」→「ツールボックス」をクリックしてください。


画面下にある「取引」を選択すると、現在注文している管理画面が表示されます。
この注文管理画面内で決済が可能です。


画面右に損益が表示されるので、×印をクリックすると決済が実行されます。


また、ワンクリックでの注文・決済をオフにしている場合は、×を選択すると上画像のような画面が表示されます。
成行決済をクリックすれば決済が可能です。



なお、両建ての場合は同時に決済しても利益が出ないので個別に決済を行う必要があります。
片側ずつの決済タイミングが損益を左右するため、相場状況を見ながら慎重に判断しましょう。
XMでは、無料のデモトレードが利用できるため、まずは両建ての練習から始めるのもおすすめです。
まずはXMの口座を作成後に、デモ口座を使って練習を始めてみましょう。
XMでの両建てのやり方と解除方法【スマホ版】
次に、XMのMT4・MT5のアプリで両建てと両建てを解除する方法を紹介します。
XMの口座開設とスマホアプリのダウンロードが完了したら、以下の手順で両建てを行いましょう。
MT4・MT5を使った両建ての基本手順
スマホアプリを使った両建ての基本手順は以下の通りです。


まずは、気配値の画面から自身が両建てしたい銘柄をタップします。


次に、画面上の「トレード」をタップして注文画面を開きます。
注文画面が開いたら、ロット数などの設定を行います。


設定が完了したら、成行で買いと売りの両方をエントリーしましょう。
スマホアプリの場合、1回注文をすると注文画面からトレード画面に切り替わるケースもあります。
その場合は、再度気配値画面から操作して、もう片方のエントリーを行いましょう。



こちらもデモ口座などを使って、操作に慣れておくと良いです。


素早く操作を行いたい方は、チャート画面を開いて画面右上をタップしてください。
すると、画面上に売り・買いのワンクリックトレードのボタンが表示されるので、手間なく両建てのエントリーができます。
ポジションの解除方法
両建てでポジションを保有した後は、以下の手順でポジションの解除を行います。
まず、MT4・MT5の画面下にあるトレードをタップします。


すると、画面上に現在両建てで保有している2つのポジション状況が表示されます。
あとは、決済したいポジションをタップして、両建ての解除をするだけです。


ポジション決済をタップしてください。


次の画面で、「市場価格で○○を決済」をタップすれば、片方のポジションが決済されます。
もう一方のポジションも、同じ手順で決済すれば両建ての解除が可能です。
両建てはリスクヘッジのメリットこそありますが、決済のタイミングが難しい手法でもあります。
XMでは、豊富なボーナスを活かすことで低リスクでの取引が始められるので、ぜひこの機会に口座を開設してみましょう。
XMで実践できる両建てトレード戦略
XMに限らず、両建ての手法はなかなか利益を出しにくいです。
しかし、コツをつかむことで両建てでリスクヘッジしながら効率的なトレードができるようになります。
以下で、XMで実践できる両建てトレードの戦略を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ナンピンと組み合わせたリスク管理
XMの両建ては、ナンピンと組み合わせることで、柔軟なリスク管理ができます。
両建てでのナンピンとは、相場の動きに応じて一方のポジションのみを追加していく手法です。
- ドル円が145円のときに、「買い1万通貨」「売り1万通貨」を両方持つ(両建て)
- 相場が142円まで下がったところで、さらに「買い1万通貨」を追加する
- これで「買いの平均価格」が143.5円まで下がる(安いところで買い増して平均を下げた)
- その後、相場が143.5円を少し上回ったタイミングで「売りポジション」だけを決済する
このように、両建てを起点にナンピンを行うことで、含み損を固定しつつ反発局面での利益確定を狙えます。



ただし、ポジションを増やしすぎると証拠金を圧迫するため、事前に追加回数や価格幅を決めておくことも重要です。
決して万能な手法ではありませんが、ルールを守って使えば、相場変動に振り回されにくい戦略として有効です。
経済指標発表時のつなぎ売り・買い
XMの両建ては、経済指標発表前後の急激な値動きに備える「つなぎ売り・買い」としても活用できます。
指標発表時は相場の予測が難しく、思惑と逆に動いて大きな含み損になるケースも多いです。
そんな時に、一時的に反対ポジションを持っておけば、急な値動きによる損失を抑えられます。
- USD/JPYを146円で買いポジション保有中
- 米雇用統計発表前に146円付近で売りポジションを追加
- 発表直後に上下に大きく振れるが、含み損益は一時的に固定
- 値動きが落ち着いた後、方向性を見て片側を決済
このように、つなぎ売り・買いは「利益を狙う手法」ではなく、「リスクを一時的に抑える手段」として使うのがポイントです。



ただし、後からエントリーしたポジションが指標発表後のトレンドと逆方向であれば、足かせになることもあります。
流れに乗れず、本来得られたはずの利益を逃す可能性もあるため注意してください。
両建てを活用した節税対策
XMの両建ては、課税タイミングを調整する手段としても活用できます。
FXでは決済時点で損益が確定するため、両建てを使って利益のみを先に確定し、損失側を含み損のまま持ち越すことも可能です。
- 年内に大きな利益が出ている買いポジションを決済
- 同時に保有している売りポジションは含み損のまま維持
- 含み損は翌年に持ち越し、相場回復後に決済
- 年ごとの課税所得を分散できる
このように、両建ては「利益をいつ確定させるか」を調整するための手段として有効です。
特に、年末年始をまたぐタイミングでは、意図せず課税額が膨らむのを防ぐ効果が期待できます。



ただし、スワップやスプレッドなどのコストは保有中も発生するため、節税だけを目的に長期間両建てを続けるのはおすすめできません。
税務上の判断は個人の状況によって異なるため、最終的には税理士など専門家の確認を前提に活用することが重要です。
XMの両建てに関するよくある質問
XMは、日本語サポートに特化した海外FX業者です。
すぐに問い合わせができる環境が整っているので、両建てに限らず不明点があればサポートへ気軽に相談しましょう。
以下では、XMの両建てに関するよくある質問をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
XMで両建ては禁止されている?
XMでは、「同一口座内の両建て」のみが公認されています。
以下のような両建て取引が禁止されているので、行わないようにしましょう。
- XMの複数口座を使って行う両建て
- XMと別のFX業者を介して行う両建て
- 複数人で口座や業者を分けて行う両建て
- 先物取引と現物取引を使った裁定取引
いずれの行為も発覚するリスクが高く、口座凍結や出金拒否の原因になりやすいです。
両建てを行う際は、必ずXMの同一口座内で行うようにしましょう。
XMの両建てルールで注意点はある?
XMの両建てでは、以下のようなポイントに注意して行いましょう。
- マイナススワップによる損失
- スプレッドコストがかかる点
- 複数口座や複数人など両建ての禁止行為に抵触しない
両建ては、スワップやスプレッドによる損失を避けられません。



リスクヘッジの取引ではありつつも、決済判断の難しさなどから上級者向きの取引方法です。
また、XMの定める禁止行為を絶対しないようにしましょう。
XMで両建てをすると証拠金はどうなる?
XMで同一口座・同一通貨ペア・同じロット数で両建てを行うと、新たに必要となる証拠金は基本的に発生しません。
買いと売りを同時に持つことで、証拠金が相殺される仕組みです。
ただし、片方のポジションを先に決済した場合、残ったポジションに対しては通常通り証拠金が必要になります。



そのため、両建て時は両方のポジションを同時に保有・管理することが前提です。
また、スプレッドによるコストは売りと買いの2ポジション分かかるほか、長期で保有すればマイナススワップの影響を受けやすいです。
両建て取引は確実に損失が出ない方法ではないので注意してください。
XMでEAを使って両建てはできる?
XMではEAを使った両建て取引も公認されています。
しかし、公認されているのはEAであっても同一口座のみの両建てです。



EAを使った場合でも、複数口座や複数人などの両建ては禁止されています。
また、複数の口座でのEA同時稼働で、意図せず同じ通貨ペアで売買の方向が逆になり、結果的に両建てと見なされる可能性もあります。
似たような条件・ロジックを持つEAを複数稼働する場合は、XMの禁止ルールに抵触しないよう十分な注意が必要です。
XMの両建てでもロスカットされる?
XMの両建ては損失を防ぐ手法として有効ですが、ロスカットされる可能性も充分あります。



両建てでロスカットされる主な原因が、スワップポイントの累積です。
XMではプラスのスワップがマイナスを上回るケースが少なく、両建てをすると高い確率でスワップの差額がマイナスになります。
| 経過日数 | 累積スワップ損失 | 残り証拠金 | 証拠金維持率 |
|---|---|---|---|
| 10日 | -10,000円 | 90,000円 | 180.0% |
| 30日 | -30,000円 | 70,000円 | 140.0% |
| 50日 | -50,000円 | 50,000円 | 100.0% |
| 70日 | -70,000円 | 30,000円 | 60.0% |
| 90日 | -90,000円 | 10,000円 | 20.0% |
このように、マイナススワップが蓄積されることで、XMの定める証拠金維持率を下回りロスカットされる場合があります。
両建ては長期で保有すると損をしやすいので、なるべく短期で決済をしましょう。
スマホのMT4・MT5で両建て解除はできる?
XMでは、MT4・MT5をスマホアプリからも利用可能です。
スマホアプリでは、以下の手順で両建てができます。
- MT4またはMT5アプリを起動する
- 「気配値」タブから取引したい通貨ペアを選択
- 「トレード」タップして、買いまたは売りポジションをエントリー
- 反対方向のポジションを同じ通貨ペア・同じロット数で新規注文
- 両建てを解除したいタイミングで「トレード」タブに移動
- 保有中の片方のポジションをタップし決済
- 残りのもう片方のポジションも同様に決済
スマホアプリでも、エントリーだけでなく両建ての解除まで完結します。
外出先でトレードする方は、XMの口座開設後はアプリのインストールまで行っておきましょう。
XMで仮想通貨の両建てはできる?
XMでは豊富な仮想通貨を扱っており、仮想通貨の両建ても可能です。
仮想通貨で両建てをする際は、以下のようなポイントに注意してください。
- 仮想通貨でも同一口座での両建てが基本ルール
- マイナススワップの影響を受けやすい
- 為替に比べスプレッドが広く、両建て開始時から損失が大きい
- XMポイントの対象外
仮想通貨でも同一口座での取引のみ公認されています。



また、仮想通貨はメジャーな通貨ペアなどに比べるとスプレッドが広いほか、マイナススワップが大きい傾向です。
両建てに不向きな銘柄でもあるので、基本的には一方方向を狙ったトレードを行いましょう。
XMでは違う通貨ペアでの両建ては違反になる?
異なる通貨ペアでの両建ては違反になりません。
異なる通貨ペアであれば、同一口座だけでなく複数口座での両建ても問題なく行える有効な手法です。
以下のような、似た動きをする通貨ペアが取引に適しています。
| 通貨ペア① | 通貨ペア② | 特徴 |
|---|---|---|
| EUR/USD | GBP/USD | 欧州通貨同士で、米ドルに対して同方向に動きやすい |
| USD/JPY | EUR/JPY | 円が絡むクロス円で、リスクオン・オフの影響を受けやすい |
| AUD/USD | NZD/USD | 地理・経済的に近いオセアニア通貨で動きがほぼ一致することも |
| EUR/USD | USD/CHF | 米ドルを挟んで動くため、反対方向になることが多い |
| GBP/JPY | EUR/JPY | どちらもクロス円で、円の影響が強い |
同じ通貨ペアでの両建ては、マイナススワップの方が大きい影響で損失を出しやすいです。
一方、似た動きの異なる通貨ペアの組み合わせであれば、スワップ益を受け取りながらポジションを維持しやすいです。
両建てでXMポイントは付与される?
XMでは両建て取引でもXMポイント(XMP)が付与されます。
両建ては「買いポジション」と「売りポジション」の両方を持つ取引であるため、それぞれの注文でXMPを獲得可能です。
- スタンダード口座またはマイクロ口座
- ポジション保有時間が5分以上
- 仮想通貨以外の銘柄が対象
ただし、XMポイントには上記のような条件もあり、両建てで必ずしも獲得できるわけではないので注意してください。



また、スワップやスプレッドの影響を考えると、XMポイントだけを目的に両建てをするのはおすすめできません。
XMの両建てに必勝法はある?
XMの両建てには「必勝法」と呼べるような絶対的な手法は存在しませんが、いくつかの有効な戦略はあります。
- 経済指標前後の一時的な乱高下を両建てでカバーする方法
- ナンピンと組み合わせてリスクを分散する方法
- 異なる通貨ペアでスワップ益を狙う中長期的な戦略
必勝法というよりも、相場環境に応じて柔軟に戦略を使い分けることが重要です。
取引に慣れていない方は、決済のタイミングを誤って利益が出せない可能性があるので、まずは相場分析の能力を磨きましょう。



XMは、ウェビナーやプラットフォームの解説ページなど、FXを学べるコンテンツが充実しています。
これからFXを始めたいという方に最適な業者なので、ぜひこの機会にXMで取引を始めてみてください。
まとめ
XMでは同一口座内での両建てが公式に認められており、使い方次第では証拠金の効率化やリスクヘッジに役立ちます。
ただし、複数口座や他社と組み合わせたりする両建ては明確に禁止されており、違反すると口座凍結などのペナルティを受ける可能性もあります。



また、スプレッドやスワップによるコストがかかるため、必ずしも「安全・簡単」な手法ではありません。
両建てを使うなら、以下のポイントを意識しましょう。
- 必ず同一口座内のみで行う
- スワップ・スプレッドなどのコストを把握する
- 短期的なヘッジや一時的な戦略として活用する
- XMのサポートに不明点を確認する
両建てを正しく理解し、相場状況に応じて柔軟に使えるようになれば、より安定したトレードにつながります。
まずは少額やデモ口座から試して、自分に合うか確認してみましょう。









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