海外FXのメリットとデメリットを徹底解説！国内FXとの違いや注意点も紹介

海外FXは、国内FXにはない高レバレッジやボーナス制度など、多くの魅力を持つ取引サービスです。

少額資金でも大きな取引が可能で、スキャルピングや自動売買など幅広い取引スタイルに対応しています。

本記事では、海外FXのメリットやデメリット、国内FXとの違いをわかりやすく解説します。

さらに、初心者におすすめの海外FX業者も紹介し、安全に取引を始めるためのポイントをまとめていくので、参考にしてください。

なお、メリットが多いおすすめの海外FX業者は「海外FXおすすめ業者ランキング！利用者の評判から人気口座を徹底比較」でも紹介していますので、併せてチェックしてみてくださいね。

海外FXとは？国内FXとの違いを解説

海外FXとは、海外に拠点を置くFX業者が提供する取引サービスのことで、日本国内の金融庁に登録していない代わりに、海外の金融ライセンスを取得して運営されています。

国内FXと比べて最大レバレッジが非常に高く、証拠金の少ない資金でも大きな取引が可能です。

さらに、追証(追加証拠金)が発生しない「ゼロカットシステム」を採用している点も大きな特徴です。

このように、海外FXは高リスク・高リターンな取引を好むトレーダーに向いた選択肢といえます。

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海外FXを利用するメリット8選

海外FXを利用するメリットには以下のようなものがあります。

順番に見ていきましょう。

メリット① 高いレバレッジで少額から大きな取引が可能

海外FXの最大の魅力の一つは、非常に高いレバレッジを活用できる点です。

国内FXでは金融庁の規制により最大25倍までと制限されていますが、海外FXでは最大1,000倍以上のレバレッジを提供する業者も存在します。

そのため、少ない資金でも大きなポジションを持つことができ、効率的に利益を狙うことが可能です。

ただし、高レバレッジは損失のリスクも大きくなるため、資金管理を徹底することが大切です。

なお、レバレッジ取引におすすめの海外FX業者は「海外FXのレバレッジ比較！最大無制限のおすすめ業者や制限・規制について紹介」で解説しています。

メリット② ゼロカットシステムで追証の心配がない

海外FXでは「ゼロカットシステム」が採用されており、口座残高がマイナスになった場合でも、業者がその損失を補填してくれる仕組みになっています。

つまり、相場が急変して証拠金を超える損失が出ても、追加で資金を支払う必要がありません。

国内FXでは追証(追加証拠金)が発生する場合があるため、借金を抱えるリスクもありますが、海外FXではその心配がありません。

この制度のおかげで、初心者でも安心して高レバレッジ取引に挑戦できるのが大きなメリットです。

なお、ゼロカット対応の海外FX業者は「海外FXのゼロカットとは？追証なし・借金リスクなしの仕組みやメリット・デメリットを紹介」で解説していますのでチェックしてみてください。

メリット③ 豪華なボーナスで取引に活用できる

海外FX業者では、取引をサポートするためのさまざまなボーナスキャンペーンが充実しています。

代表的なものとして、口座開設時にもらえる「未入金ボーナス」や、入金額に応じて取引資金が増える「入金ボーナス」が挙げられます。

例えば、口座開設だけで3,000円〜10,000円相当のボーナスが受け取れる業者もあり、実際に自分の資金を使わずに取引を試すことが可能です。

このような特典を上手く活用すれば、リスクを抑えつつ利益を拡大できる点が海外FXならではの魅力です。

なお、豪華なボーナスで海外FXを有利に進めたい方は「海外FXの入金ボーナス・キャンペーン【2025年最新】100%・200%・クッション機能を比較」で紹介している業者を利用してみてください。

メリット④ ロスカット水準が低く、含み損に耐えやすい

海外FX業者は、国内FXと比べてロスカット水準(強制決済が行われる証拠金維持率)が低く設定されている傾向があります。

国内FXでは証拠金維持率が100％以下になるとロスカットされるケースが多いのに対し、海外FXでは20〜50％程度に設定されていることが一般的です。

そのため、一時的に含み損が発生しても余裕を持ってポジションを保有でき、相場の反発を待つ戦略が取りやすくなります。

この柔軟性は、資金効率を高めたいトレーダーにとって大きなメリットといえるでしょう。

メリット⑤ 高性能な取引ツール(MT4/MT5)や自動売買に対応

海外FX業者の多くは、世界中のトレーダーに支持されている高性能な取引ツール「MT4」や「MT5」に対応しています。

これらのツールは操作性が高く、豊富なインジケーターやチャート分析機能を備えており、初心者から上級者まで幅広く利用されています。

裁量トレードと自動売買を組み合わせることで、戦略の幅を広げながら効率的に取引を進めることができます。

このように、海外FXでは高度な取引環境を手軽に利用できる点が大きな魅力です。

メリット⑥ スキャルピング・短期売買に最適

海外FXは、スキャルピングや短期売買を行うトレーダーにとって非常に有利な環境が整っています。

多くの業者が取引回数や時間制限を設けておらず、数秒〜数分単位での売買を自由に行うことが可能です。

さらに、サーバーの応答速度が速く、約定力(注文が確定する力)が高いため、急な値動きにもスリッページを抑えて対応できます。

このような特徴から、スキャルピングを中心に利益を狙う短期トレーダーにとって、海外FXは理想的な取引環境といえるでしょう。

スキャルピングや短期売買を考えている方は併せて「海外FXのスキャルピングおすすめ口座ランキング！勝てない原因や禁止事項・手法も紹介」もご覧くださいね。

メリット⑦ 取引ペア・通貨ペアが豊富

海外FX業者は、国内FXに比べて圧倒的に多くの通貨ペアや金融商品を取り扱っています。

主要通貨ペア(ドル円・ユーロドルなど)に加え、新興国通貨やクロス通貨、さらには貴金属、原油、株価指数、仮想通貨CFDなど、多彩な銘柄を1つの口座で取引可能です。

そのため、為替以外の市場にも分散投資がしやすく、リスクヘッジや複数戦略の運用が容易になります。

取引の自由度を高めたいトレーダーにとって、豊富な取引ペアを扱える海外FXは大きな魅力といえるでしょう。

なお、取引ペアや通貨ペアが豊富な海外FX業者は「海外FXの通貨ペア・銘柄おすすめランキング一覧！各FX通貨の特徴や選び方も紹介」で解説しています。

メリット⑧ 入出金方法やサポート体制が充実している

海外FX業者は、国際的な利用者を想定して多様な入出金方法を用意しています。

クレジットカードや銀行送金はもちろん、bitwallet・SticPay・仮想通貨(USDT・BTCなど)による入出金にも対応しており、スピーディーかつ柔軟に資金を管理できます。

さらに、日本人スタッフによる日本語サポートを提供している業者も多く、メールやライブチャットで迅速に対応してくれる点も安心です。

入出金とサポートの両面で快適な環境を整えている点も、海外FXを利用する大きなメリットといえるでしょう。

なお、日本人によるサポートや公式サイトが日本語対応の海外FX業者を利用したい方は「海外FXの日本語対応の手厚さを比較！評価の高い業者7選【2025年最新】」もチェックしてみてください。

海外FXのデメリット4選

海外FXのデメリットには以下のようなものがあります。

順番に解説していきます。

デメリット① 法的保護が弱い場合がある

海外FX業者は日本の金融庁に登録していないため、国内FXのような法的保護や監督の対象外となります。

そのため、万が一トラブルが発生した場合でも、日本の金融庁や消費者センターなどの公的機関を通じた救済が受けられないことがあります。

中には信頼性の低い地域で運営されている業者も存在するため、登録国やライセンスの内容を事前に確認することが大切です。

安全に利用するためには、評判が高く透明性のある海外FX業者を選ぶことが欠かせません。

デメリット② 信託保全が義務化されていない

国内FX業者では、顧客資金を会社の運営資金と分けて管理する「信託保全」が金融庁により義務付けられています。

しかし、海外FX業者の場合、この信託保全が法律で義務化されていないケースが多く、業者によって資金管理の方法に差があります。

そのため、万が一業者が倒産した場合、顧客資金が全額返還されないリスクも考えられます。

海外FXを利用する際は、資金保全の仕組みがどのように整備されているかを必ず確認することが大切です。

デメリット③ スプレッドや取引手数料が高め

海外FXは高レバレッジやボーナスなどの魅力的な特典がある一方で、国内FXと比べてスプレッド(売値と買値の差)がやや広めに設定されている傾向があります。

特に、ボーナス制度を提供している業者や、NDD方式(透明な取引環境)を採用している業者では、その分のコストがスプレッドに反映されやすい点が特徴です。

スキャルピングなど取引回数が多いトレーダーにとっては、これらのコストが積み重なって利益を圧迫する可能性があります。

そのため、取引スタイルに合わせてスプレッドの狭い口座を選ぶなど、コスト面の比較をしっかり行うことが大切です。

なお、比較的スプレッドが狭い海外FX業者は「海外FXのスプレッド比較ランキング！狭いおすすめの最狭業者を一覧で紹介」で解説しています。

デメリット④ 悪質な業者に出会うリスク

海外FX業者の中には、正式な金融ライセンスを取得していない、または運営実態が不透明な悪質業者が存在します。

こうした業者を利用すると、出金拒否や不当なスプレッド操作、顧客サポートの放置など、深刻なトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

関連：海外FXで出金拒否される原因と対処法は？安全な業者と税金の扱いまで徹底解説

特に、高額なボーナスや「必ず勝てる」といった過剰な宣伝を行う業者には注意が必要です。

信頼できる海外FX業者を選ぶには、運営歴や金融ライセンスの有無・評判などを複数の情報源から確認し、慎重に判断することが大切です。

海外FXがおすすめな人・向かない人

海外FXがおすすめな人・向かない人には共通点があります。

まずは海外FXに向いている人から見ていきましょう。

海外FXに向いている人

海外FXに向いている人には、以下のような特徴があります。

順番に見ていきましょう。

少額から取引したい人

海外FXは、高いレバレッジを活用できるため、少ない資金でも大きな取引を行いたい人に適しています。

例えば、数千円程度の証拠金でも取引を開始できる業者が多く、資金効率を重視したトレードが可能です。

さらに、口座開設ボーナスや入金ボーナスを利用すれば、自己資金をほとんど使わずに取引を体験することもできます。

そのため、資金に余裕がない初心者や副業トレーダーにとって理想的な取引環境といえます。

自動売買やスキャルピングを活用したい人

海外FXは、自動売買(EA)やスキャルピングなどの短期売買を積極的に行いたい人に最適です。

多くの海外FX業者が「MT4」や「MT5」など高性能な取引プラットフォームに対応しており、自動売買プログラムの導入やカスタマイズが容易に行えます。

さらに、取引制限が緩く、スキャルピングを禁止していない業者が多いため、数秒〜数分単位の高速取引も自由に行うことが可能です。

このように、システムトレードを駆使して効率的に収益を狙いたい人には、海外FXが非常に向いています。

海外FXの自動売買に興味がある方は「海外FXで自動売買(EA)におすすめの業者7選！選び方のポイントや始め方を解説」をチェックしてみてください。

口座開設ボーナスだけで始めたい人

海外FXは、「自己資金を使わずに取引を始めたい」という人にもおすすめです。

多くの業者では、初回登録だけで3,000円〜10,000円程度の口座開設ボーナス(未入金ボーナス)が付与され、入金なしでリアルなトレード体験ができます。

このボーナスを使って実際に取引を行い、利益を得られれば、その利益分だけを出金できる場合もあります。

まずは少額ボーナスで練習し、慣れてから本格的に資金を投入する方法もおすすめです。

口座開設ボーナスで海外FXを試したい方は「海外FXの口座開設ボーナス比較ランキング【2025年最新キャンペーン】」をチェックしてみてください。

海外FXに向かない人

海外FXに向かない人は以下のような特徴があります。

順番に確認していきましょう。

法的リスクを避けたい人

海外FXは日本の金融庁に未登録の業者が多いため、国内の法律による保護や監督を受けられない点に注意が必要です。

そのため、万が一トラブルや損失が発生しても、日本の公的機関を通じて救済を求めることは難しくなります。

法律面でのリスクを極力避けたい人や、金融庁認可のもとで安全に取引したい人には、国内FXの方が適しています。

法的安定性と制度的な安心感を重視する場合は、国内FXを選ぶほうが無難です。

関連：海外FXは違法？金融庁に登録しない理由やトラブル時の対処法も解説

税金の複雑さを避けたい人

海外FXの利益は、日本の税法上「雑所得(総合課税)」として扱われます。

そのため、給与所得など他の所得と合算して課税される仕組みとなり、所得が増えるほど税率も上がる累進課税が適用されます。

これにより、場合によっては最大で55％もの高い税率が課されることもあります。

また、損益通算や繰越控除ができないため、複数年にわたる税金対策が難しい点もデメリットです。

確定申告の手間や税務上の複雑さを避けたい人は、海外FXよりも国内FXの方が向いているといえるでしょう。

関連：海外FXの税金について！国内FXとの違いや確定申告の方法を徹底解説

ハイレバが不安な人

海外FXでは、最大1,000倍以上の高レバレッジを提供する業者も多く、少額でも大きな取引が可能です。

しかしその反面、相場が急変した際には損失も拡大しやすく、資金を一瞬で失うリスクがあります。

ハイレバレッジ取引に慣れていない初心者にとっては、精神的な負担も大きく、冷静な判断を欠いてしまうことも少なくありません。

レバレッジを自由に設定できる海外FXは魅力的ですが、高リスク・高リターンの性質を理解した上で慎重に判断することが求められます。

初心者におすすめの海外FX業者3選

このように、海外FXにはメリットも多い一方で、危険な業者もまぎれています。

そこでここでは、初心者におすすめの海外FX業者3選を紹介します。

XMTrading

XMは2009年に設立された海外FX業者で、最大1,000倍のレバレッジを提供し、少額からでも大きな取引が可能です。

スタンダード口座やマイクロ口座では、スプレッドが狭く、取引コストを抑えられます。

ゼロカットシステムを採用しており、口座残高がマイナスになることはありません。

金融ライセンスはセーシェル金融庁(FSA)やモーリシャス金融サービス委員会(FSC)から取得しており、分別管理が実施されています。

Vantage

Vantageは2009年設立の海外FX業者で、高レバレッジと低スプレッドが魅力です。

最大2,000倍のレバレッジに対応しており、少額からでも大きな取引が可能です。

ECN口座やPremium口座ではスキャルピングにも適した高速約定が利用でき、日本語対応のサポートも充実しています。

ただし、レバレッジ制限やスプレッドの変動には注意が必要です。

BigBoss

BigBossは、2013年設立の海外FX業者で、最大2,222倍のレバレッジを提供し、少額からでも大きな取引が可能です。

スタンダード口座では取引手数料が無料で、デラックス口座やプロスプレッド口座ではスプレッドが狭く、取引コストを抑えられます。

また、独自のポイントシステム「BigBossポイント(BBP)」を活用することで、キャッシュバックやボーナスの獲得が可能です。

金融ライセンスはセントビンセント・グレナディーン金融庁から取得しており、分別管理が実施されていますが、信託保全は義務付けられていません。 

海外FXのメリットに関するよくある質問【Q&A】

最後に、海外FXのメリットに関するよくある質問に回答していきます。

特に初心者の方は参考にしてください。

海外FXは初心者でも利益を出せますか？

海外FXは高レバレッジやボーナスを活用できるため、少額でも効率的に取引が可能です。

しかし、相場変動による損失リスクも大きいため、初心者はまずデモ口座や少額での取引で経験を積み、資金管理を徹底することが大切です。

なお、海外FX初心者の方は「海外FXとは？初心者向けに始め方や利用するメリット・デメリットを紹介」も参考にしてください。

海外FXは国内FXより安全ですか？

海外FXは高レバレッジやゼロカットなど魅力的な制度がありますが、日本の金融庁の監督対象外の業者も多く、法的保護や信託保全が国内FXほど整っていない場合があります。

安全性を重視する場合は、ライセンスや評判の確認が大切です。

なお、海外FXと国内FXとの違いが知りたい方は「海外FXと国内FXの違いを徹底比較！メリットやおすすめ業者を解説」を参考にしてください。

口座開設ボーナスはどう活用すればよいですか？

口座開設ボーナスは、自己資金を使わずに取引を体験できるチャンスです。

まずは少額でポジションを持ち、リスクを抑えながら相場の動きを学ぶのに活用しましょう。

利益分のみ出金可能な場合が多いため、慎重な取引と資金管理を心がけることが大切です。

まとめ

海外FXは、高いレバレッジやゼロカットシステム、豊富なボーナスなど、少額から効率的に取引できるメリットがあります。

さらに、スキャルピングや自動売買、取引ペアの豊富さなど、多様な取引スタイルに対応可能です。

初心者は信頼性の高い業者を選び、まずはデモ口座や少額取引で経験を積むことが大切です。

メリットとリスクを理解し、適切な資金管理を行うことで、安全かつ効率的に海外FXを活用できますよ！