海外FXには数多くの通貨ペアがあり「どれを選べばいいの?」「稼ぎやすい銘柄はある?」と悩んでいませんか。
通貨ペア・銘柄はそれぞれに特徴があるため、戦略なしに選択するのはおすすめできません。
また、通貨ペア・銘柄のメリットばかりに目を向けると、思わぬ損失につながる恐れもあります。
本記事では、通貨ペア・銘柄が豊富なおすすめ海外FX業者をランキング一覧で紹介します。
通貨ペア・銘柄が豊富な海外FX業者で取引したい方は、ぜひ参考にしてください。
なお、海外FX業者を総合的に選びたい方は「海外FXおすすめ業者ランキング!利用者の評判から人気口座を徹底比較」をご覧くださいね。
通貨ペア・銘柄が豊富な海外FX業者一覧
海外には国内よりも豊富な通貨ペア・銘柄を提供する業者が多いです。
主な海外FX業者の通貨ペア・銘柄数は、以下の通りです。
| 海外FX業者 | 通貨ペア・銘柄数 |
|---|---|
| XMTrading | 約1,400種類 |
| VantageTrading | 約1,000種類 |
| HFM | 約500種類 |
| AXIORY | 約400種類 |
| TitanFX | 約300種類 |
XMやVantageの1,000種類以上を中心に、100以上の銘柄を扱う海外FX業者は数多く存在します。
編集長慣れないうちは複数の商品を扱う必要はありませんが、スキルアップを狙いたい中級者以上は、さまざまな銘柄を取引するのもおすすめです。
トレードする海外FX業者を決めかねている人は、自身が気になる通貨ペアや銘柄を扱っているか確認してから選択しましょう。
海外FXの通貨ペアと銘柄の基本
海外FXで取引できる商品の基本を知れば、自分に合った通貨ペアを見つけやすくなります。
通貨ペアや銘柄の特性を理解して、取引戦略を立てる際に役立ててください。
ここでは、海外FXの通貨ペアと銘柄の基本を解説します。
通貨ペアと銘柄
通貨ペアは2つの通貨を組み合わせた取引単位で、銘柄は通貨ペアに加えてCFDなど幅広い金融商品を含みます。
例えば、米ドル/円やユーロ/米ドルは通貨ペアですが、ゴールドや原油などを含めたすべての商品を銘柄と呼びます。
通貨ペアと銘柄の代表例は以下の通りです。
| 通貨ペア | 銘柄 |
|---|---|
| 米ドル/円 | ゴールド |
| ユーロ/米ドル | 原油 |
| ポンド/円 | ビットコイン |
海外FX業者では通貨ペアだけでも数十種類、銘柄を含めると数百から数千の商品を取り扱っています。
商品を選ぶ際は、銘柄ごとに値動きの特徴やリスクが異なるため、基礎知識を押さえたうえで取引するか検討しましょう。
基軸通貨と決済通貨
通貨ペアは基軸通貨と決済通貨の2つで構成され、左側が基軸通貨、右側が決済通貨です。
基軸通貨は取引の対象となる通貨で、決済通貨は基軸通貨を購入するために使う通貨です。
例えば、米ドル/円を「買う」場合、米ドルが基軸通貨で円が決済通貨となり、1ドルを購入するのに何円必要かを示します。



米ドル/円を「売る」場合、米ドル(基軸通貨)を売って、日本円(決済通貨)を買う取引を行います。
通貨ペアの構造は理解すればシンプルです。
トレードの基本として、基軸通貨と決済通貨の役割はしっかり理解しておきましょう。
メジャー通貨ペアとマイナー通貨ペア
メジャー通貨ペアは流動性が高い主要国通貨同士の組み合わせで、マイナー通貨ペアは流動性が低く値動きが激しい点が特徴です。
代表的な通貨ペアは以下の通りです。
| メジャー通貨ペア | マイナー通貨ペア |
|---|---|
| 米ドル(USD) | トルコリラ(TRY) |
| ユーロ(EUR) | 南アフリカランド(ZAR) |
| 日本円(JPY) | メキシコペソ(MXN) |
メジャー通貨ペアは世界経済の中心となる国の通貨で、情報も豊富に入手できます。
一方、マイナー通貨ペアは流通量が限られ、情報の入手が難しく、スプレッドが広く価格変動が起きやすい点が特徴です。
トレードに慣れるまでは、メジャー通貨ペアで経験を積み、自信がついてからマイナー通貨ペアへのチャレンジをおすすめします。
ストレート通貨ペアとクロス通貨ペア
ストレート通貨ペアは米ドルを含み、クロス通貨ペアは米ドルを含みません。
ストレート通貨ペアとクロス通貨ペアの具体例は以下の通りです。
| ストレート通貨ペア | クロス通貨ペア |
|---|---|
| 米ドル/円(USD/JPY) | ユーロ/円(EUR/JPY) |
| ユーロ/米ドル(EUR/USD) | ポンド/円(GBP/JPY) |
| ポンド/米ドル(GBP/USD) | ユーロ/ポンド(EUR/GBP) |
ストレート通貨ペアは世界の基軸通貨である米ドルが片側に入るため、取引量が多く流動性が高い傾向があります。
また、ストレート通貨ペアは実質的なコスト負担である、スプレッド(売値と買値の差)が狭いケースが多いです。



クロス通貨ペアは米ドルを介さず直接取引され、独自の値動きを見せやすい傾向があります。
慣れない間はストレート通貨ペアで取引し、スキルアップを目指しましょう。
エキゾチック通貨ペア
エキゾチック通貨ペアは先進国通貨と新興国通貨を組み合わせた通貨ペアで、値動きが激しくリスクが高い特徴があります。
代表的なエキゾチック通貨ペアは以下の通りです。
- 米ドル/トルコリラ(USD/TRY)
- 米ドル/南アフリカランド(USD/ZAR)
- ユーロ/トルコリラ(EUR/TRY)
新興国は政治や経済が不安定なケースが多く、金利政策の急変や政情不安で通貨価値が大きく変動します。
また、情報の少なさや急な価格変動のリスクから、取引の難易度は高いです。



しかし、エキゾチック通貨ペアは、高金利通貨が多くスワップポイントを狙える魅力があります。
リスクは高いですが、エキゾチック通貨ペアを学びたい人は、少額から試してみましょう。
CFD銘柄の種類
CFD銘柄は差金決済取引と呼ばれ、実際に現物を保有せず、売買の差額だけを決済する金融商品です。
代表的なCFD銘柄は、以下の通りです。
- 貴金属CFD (ゴールド、シルバーなど)
- エネルギーCFD (原油、天然ガスなど)
- 株価指数CFD (日経225、ダウ平均株価など)
- 個別株CFD (Apple、Amazonなど)
- 仮想通貨CFD (ビットコイン、イーサリアムなど)
海外FX業者では、為替だけではなくさまざまなCFD銘柄を取引できるため、投資の選択肢が広がります。



例えば、景気が良い時は株価指数、不安定な時はゴールドといった戦略も立てられます。
FXと合わせてCFD銘柄にも目を向ければ、より幅広い取引の機会を見つけられるでしょう。
海外FXで通貨ペア・銘柄を選ぶポイント
海外FXで成果を上げるためには、基準を明確にしたうえで通貨ペアを選択することが大切です。
これから解説する通貨ペアや銘柄の選ぶポイントを押さえて、リスクを抑えた取引を実現してください。
ここでは、海外FXで通貨ペア・銘柄を選ぶポイントを解説します。
情報が豊富な通貨ペアを選択する
取引を始めるなら、情報収集がしやすい通貨ペアを選ぶのが基本です。
関連ニュースや経済指標の情報が多いと相場の先行きを予測しやすく、分析の精度を高められます。
情報が入手しやすい通貨ペアの例は、以下の通りです。
| 通貨ペア | 内容 |
|---|---|
| 米ドル/円(USD/JPY) | 日本のメディアでも頻繁に報道される |
| ユーロ/米ドル(EUR/USD) | 欧州と米国の経済指標が豊富 |
| ポンド/米ドル(GBP/USD) | 英国の政策や指標が注目されやすい |
マイナー通貨や新興国通貨は情報源が限られており、長期的な値動きが予測しにくいです。
しかし、SNSや経済メディアで頻繁に取り上げられる通貨ペアなら、リアルタイムで情報を集められます。



安定して成果を上げるためには、正確な情報が欠かせません。
相場分析の精度を高めるためにも、まずは情報が豊富な通貨ペアから取引を始めましょう。
適度な値動きの通貨ペアを選ぶ
適度な値動きの通貨ペアを選べば、利益を狙いつつリスクも抑えられます。
通貨ペアの値幅変動は「ボラティリティ」と言います。
ボラティリティが高い通貨ペアは短時間で大きな利益を狙える反面、損失のリスクも大きいです。
また、ボラティリティが低い通貨ペアは、値動きが穏やかで安定して利益を出すチャンスが少ないです。
そのため、リスクを抑えたうえでスキルアップを狙うなら、適度なボラティリティの通貨ペアをおすすめします。



例えば、人気通貨ペアの米ドル/円(USD/JPY)は多少の値動きはあるものの、極端に荒れるケースは少ないです。
為替の値動きに慣れるためにも、通貨ペアを選択する際はボラティリティを意識してください。
流動性が高い通貨ペアでトレードする
流動性が高い通貨ペアを選べば、注文が通りやすくスプレッドも狭い傾向にあります。
取引量が多い通貨ペアでは売買が活発に行われるため、希望価格で約定しやすくなります。
例えば、ユーロ/米ドル(EUR/USD)は世界で一番取引量が多く、スプレッドや約定を安定させたい人におすすめです。
流動性が高い通貨ペアを選べば、スプレッドを抑えられ、注文が通らず意図しない価格で約定するリスクも軽減できます。
安定した取引環境を求めるなら、流動性が高いメジャー通貨ペアでトレードを始めましょう。
通貨ペア数を絞ってトレードする
FXに慣れるまでは、取引する通貨ペアを2種類までに絞るのがおすすめです。
多くの通貨ペアを同時にトレードすると、銘柄ごとの分析が疎かになり、根拠の薄い取引をしてしまう可能性があります。
例えば、米ドル/円だけを観察すれば、日米の経済指標がどう影響するかを身をもって体感できるでしょう。



一つの通貨ペアを極めれば、他の銘柄にも分析を応用できるため、結果的にスキルアップまでの時間を短縮できます。
まずは得意な通貨ペアを作り、安定して利益を出せるようになってから、他の銘柄に挑戦するのがおすすめです。
マイナススワップを意識する
マイナススワップが大きい通貨ペアは、長期保有でコストが積み重なります。
スワップポイントは、二国間の金利差によって発生する利益やコストのことです。
マイナススワップでは、ポジションを保有しているだけでスワップポイント(金利差の調整額)の支払いが生じます。
例えば、金利5.0%の米ドルを売って、金利0.1%の日本円を買う場合、差額の4.9%がマイナススワップとして発生します。



通貨間の金利差による調整金は毎日発生するため、マイナススワップを避けるには、ポジションを翌日に持ち越さないことが大切です。
取引を始める前にFX業者のスワップ情報をチェックし、負担が大きい通貨ペアは避けましょう。
関連:海外FXのスワップポイント・スワップフリー比較一覧!計算方法やおすすめ業者を紹介
マイナー通貨のリスクを理解する
マイナー通貨は値動きが激しく、初心者にはリスクが高い取引銘柄です。
取引量が少ないため、ちょっとしたニュースで価格が大きく変動しやすくなります。
マイナー通貨の主なリスクは以下の通りです。
- スプレッドが広く取引コストが高い
- 情報が少なく相場予測が難しい
- 流動性が低く希望価格で約定しにくい
マイナー通貨は、政情不安や経済政策の急変で価値が暴落するケースも珍しくありません。



中には高い金利を狙ったスワップ目的で取引するトレーダーもいますが、暴落リスクがある点は理解しておいてください。
マイナー通貨に挑戦するなら、メジャー通貨で十分な経験を積んでから慎重に取り組むのがおすすめです。
初心者におすすめの通貨ペア・銘柄
初心者が取引を始めるなら、情報が豊富で値動きが安定した通貨ペアを選ぶのがおすすめです。
適切な銘柄を選べば、リスクを抑えながら着実にスキルアップできるでしょう。
ここでは、初心者におすすめの通貨ペア・銘柄を解説します。
米ドル/円(USD/JPY)
FX初心者には、米ドル/円(USD/JPY)の取引をおすすめします。
日本人にとって最も馴染み深く、情報収集がしやすい通貨ペアのためです。
日本のニュースや新聞では、毎日のように米ドル/円の為替レートが報じられています。
そのため、特別な情報源を探さなくても、相場の大きな流れを把握しやすいのが魅力です。



また、取引量が世界的に見ても多いため、流動性が高く、スプレッドも狭い傾向にあります。
情報収集のしやすさと値動きの安定性から、初めてFXを始める人は米ドル/円からトレードを始めることをおすすめします。
ユーロ/米ドル(EUR/USD)
ユーロ/米ドル(EUR/USD)は、世界で最も取引されている通貨ペアです。
ユーロ/米ドルは、一度トレンドが発生すると一方向に素直に動きやすい点が特徴です。
そのため、テクニカル分析が比較的効きやすく、多くのトレーダーがスキル向上のために活用しています。



また、米国だけではなく欧州の景気動向も価格に影響するため、米ドル/円とは異なる視点で相場を分析する良い機会になるでしょう。
ユーロ/米ドルは世界基準の通貨ペアで取引経験を積み、グローバルな視野を養いたい人におすすめです。
ユーロ/円(EUR/JPY)
ユーロ/円(EUR/JPY)は、米ドル/円に比べて値動きが大きい傾向にある通貨ペアです。
そのため、米ドル/円の取引に慣れ、もう少し大きな利益を狙いたいと考え始めた人におすすめの通貨ペアです。
日本と欧州という経済規模の大きい地域同士の通貨ペアのため、流動性も高く値動きも比較的安定しています。
ユーロ圏と日本の経済に関する情報は入手しやすく、相場の方向性を判断しやすい点もメリットです。
米ドル/円やユーロ/米ドルでの経験を積んだ人は、ユーロ/円にもチャレンジしてはいかがでしょうか。
CFD銘柄
CFD銘柄を取引すれば、通貨以外の金融商品にも投資でき、初心者でも選択肢を増やせます。
代表的なCFD銘柄には、金や銀などの貴金属、日経平均やS&P500などの株価指数があります。
例えば、金は経済不安が高まると価格が上昇しやすく、チャート分析の基本が通用しやすい銘柄です。



日経平均やS&P500などの株価指数は、人気銘柄のため情報収集しやすい点が特徴です。
通貨ペアでの取引に慣れてきた人は、CFD銘柄にもチャレンジし、自身のスキルアップを目指してはいかがでしょうか。
上級者におすすめの通貨ペア・銘柄
トレード経験を積んだ上級者は、ボラティリティの大きい通貨ペアを狙うのもおすすめです。
リスク管理を徹底したうえで、値動きの激しい銘柄を狙って、大きく収益を伸ばすためのチャレンジをしてみましょう。
ここでは、上級者におすすめの通貨ペア・銘柄を解説します。
ポンド/米ドル(GBP/USD)
ポンド/米ドルは主要通貨ペアの中では値動きが激しく、経験を積んだトレーダー向けの通貨ペアです。
英国と米国の経済指標や金融政策の発表時には、一日で大きな値幅が生まれやすい特徴があります。
ポンド/米ドルで大きな値動きが起きる要因は、以下の通りです。
- 英国・米国の金融政策発表
- 米国の雇用統計や消費者物価指数の公表
価格変動が起きやすいため、利益を伸ばすチャンスが多いです。
また、スプレッドも比較的狭めに設定されているため、コスト負担も抑えられます。
収益を伸ばすチャンスを伺っている上級者は、この機会にポンド/米ドルにチャレンジしてみましょう。
豪ドル/円(AUD/JPY)
豪ドル/円(AUD/JPY)は、資源国通貨と安全資産である円の組み合わせで、世界経済の動向に敏感な通貨ペアです。
オーストラリアは鉄鉱石や石炭などの輸出が経済を支えており、資源価格の変動が通貨の価値に直結します。
また、資源の輸出割合は中国がトップのため、中国経済の状況が豪ドルの価値を左右する点も特徴です。



情報源は比較的多いですが、米国やユーロと違った観点で分析が必要なため、新しいチャレンジをする際におすすめの通貨ペアです。
取引できる通貨ペアを増やして、トレーダーとしてのスキルを伸ばしたい上級者は、豪ドル/円にチャレンジしてみましょう。
ユーロ/トルコリラ(EUR/TRY)
ユーロ/トルコリラ(EUR/TRY)は、高いボラティリティとスワップポイントが特徴のエキゾチック通貨ペアです。
高金利通貨であるトルコリラとの金利差によるスワップ収益を狙える特徴があります。
長期的な資産運用を考えている人にとって、ユーロ/トルコリラは魅力のある通貨ペアのひとつです。



ただし、トルコの政治情勢は不安定で急激な政策変更が起きやすいため、通貨価値が下落するリスクがあります。
そのため、為替変動による損失が、スワップ収益を上回るケースも想定しておかないといけません。
長期的な視点とリスク管理能力を持った上級者は、ユーロ/トルコリラの保有を検討してみてはいかがでしょうか。
ゴールド(XAU/USD)
ゴールド(XAU/USD)は通貨ペアではありませんが、多くの海外FX業者で取引できる人気のCFD銘柄です。
経済不安やインフレ懸念が高まると価格が上昇しやすく、短期間で大きな値動きが生まれます。
また、為替とは反対の値動きをする傾向にあるため、リスクヘッジの手段として有効な銘柄です。



近年、ゴールドの価値が高まり続けており、多くのトレーダーが注目しています。
上級トレーダーは、為替だけではなく通貨と違った値動きをしやすいゴールドの保有も検討してみましょう。
なお、ゴールドを取引できる海外FX業者に関しては「海外FXのゴールド(XAUUSD)取引におすすめ業者は?スプレッドやレバレッジを徹底比較」で紹介しています。
リスクの高い通貨ペア・銘柄
海外FXは大きな利益を狙える反面、リスクの高い通貨ペアも存在します。
これから解説する危険性を事前に理解して、予期せぬ損失を受けないようにしてください。
ここでは、リスクの高い通貨ペア・銘柄を解説します。
トルコリラ/円(TRY/JPY)
先述した通り、トルコリラ/円(TRY/JPY)は政治・経済の不安定さから、急激な価格変動が起きやすい通貨ペアです。
トルコは高いインフレに悩まされており、金融政策の変更や政治的な混乱で通貨価値が激しく変動します。
トルコリラは対円で過去5年間に約3分の1以下の価値に下落しており、リスクの高い通貨とされています。
高金利通貨のためスワップポイントを狙えるメリットもありますが、為替変動によるリスクが高いです。
主要通貨と比べて価格変動が安定しないトルコリラ/円は、慣れないうちは避けることをおすすめします。
南アフリカランド/円(ZAR/JPY)
南アフリカランド/円は新興国通貨特有のリスクを抱え、価格が不安定な通貨ペアです。
南アフリカは資源輸出に経済を依存しており、資源価格の変動や政治的な不安定さが通貨価値に直結します。
例えば、電力不足による計画停電や政治的な混乱が起きると、ランドの価値が急落する場合があります。



スワップポイントが高く設定されているため、長期保有する魅力がありますが、為替変動のリスクも大きいです。
情報も限られており、相場の先行きを予測するのが難しく、リスクを抑えたいトレーダーは取引を控えましょう。
通貨ペア・銘柄が豊富な海外FX業者おすすめランキング
取引できる通貨ペアや銘柄が豊富な業者の特徴を知ると、トレード戦略の幅が広がります。
これから解説する各業者の特徴を理解して、自分に合った取引環境を見つけてください。
ここでは、通貨ペア・銘柄が豊富な海外FX業者を解説します。
XMTrading


XMTradingは為替や幅広いCFD取引など、約1,400種類の銘柄を扱う海外FX業者です。
FXの通貨ペアは55種類あり、シンガポールドルやNZドルなど、新興国通貨もしっかり扱っています。
また、スプレッドを抑えるための口座プランも用意されているため、海外FXを始めるには十分な取引環境が揃っています。



多くの日本人トレーダーが愛用しており、SNSでの口コミ評価も上々です。
圧倒的な通貨ペア・銘柄数を誇るXMに興味を惹かれる人は、ぜひこの機会に口座開設をしてみましょう。
\約1,400種類の銘柄を扱う海外FX業者!/
VantageTrading


VantageTradingは約1,000種類の銘柄を取り扱う海外FX業者です。
FXの通貨ペアは50種類以上あり、メジャー通貨からマイナー通貨まで幅広く対応しています。
また、仮想通貨CFDでは最大100倍のレバレッジをかけられるため、ビットコインやイーサリアムなどに少額から投資可能です。



さまざまな金融銘柄をハイレバレッジで取引できる点が魅力で、初心者から上級者まで快適にトレードできる環境が整っています。
多様な銘柄にレバレッジを活用しながら投資したい人は、Vantageの利用をおすすめします。
\メジャー通貨からマイナー通貨まで幅広く対応!/
HFM


HFMは約500種類の銘柄を扱い、狭いスプレッドが魅力の海外FX業者です。
FX取引では最小0のスプレッドでユーロ/米ドルに投資でき、コストを大幅に抑えられます。
また、個別株CFDではApple、Amazon、Alibabaなどの世界を代表する企業の株式への投資が可能です。
為替以外にも複数の投資の選択肢があり、ポートフォリオを充実させる環境が揃っている点は魅力でしょう。
HFMはコストパフォーマンスを重視しつつ、世界有数の個別株をトレードしたい人におすすめしたい業者です。
\世界有数の個別株をトレードしたい人におすすめ!/
AXIORY


AXIORYは、約400種類の銘柄を提供する海外FX業者です。
FXの通貨ペアは60種類以上あり、主要通貨からマイナー通貨まで取引できます。
株価指数CFDではS&P500やNYダウなどの主要銘柄に投資でき、米国株式市場全体の値動きから利益を狙えます。



約定力が高く注文が素早く通るため、希望する価格での取引を実現しやすい点も魅力です。
主要な米国株価指数に加えて、約定力の高い環境を提供するAXIORYに興味のある人は、ぜひ口座開設を検討してみましょう。
\約定力の高い環境を提供する業者!/
TitanFX


TitanFXは、約300種類の銘柄を扱う海外FX業者です。
FXではメジャー通貨からマイナー通貨まで幅広く取引可能で、自分の戦略に合わせて通貨ペアを選べます。
また、コモディティではココアやコーヒー、大豆といった10種類以上の商品を取り扱っている点が特徴です。
一般的な金融商品に加えて、ユニークなコモディティにも投資可能で、農産物の価格変動から利益を狙えます。
為替と合わせて多様なコモディティ取引に挑戦したい人は、TitanFXでの口座開設を検討してみてください。
\コモディティ取引に挑戦したい人におすすめ!/
海外FXの通貨ペア・銘柄でよくある質問
通貨ペアや銘柄に関する疑問を解消すれば、より自信を持って取引に臨めるでしょう。
多くの人が抱える悩みを解決して、スムーズにトレードをスタートしてください。
ここでは、海外FXの通貨ペア・銘柄でよくある質問を解説します。
稼ぎやすい通貨ペアは?
相場の状況や個人の取引スタイルによって、稼ぎやすい通貨ペアは異なります。
一般的には、取引量が多く値動きが読みやすい米ドル/円やユーロ/米ドルが初心者にはおすすめです。
スワップフリーとは?
スワップフリーとは、ポジションを翌日に持ち越した際に発生するスワップポイントがゼロになる仕組みです。
通常は金利差の調整分としてコストや利益が発生しますが、スワップフリー口座ではそれがありません。
ボラティリティが低い通貨ペアは?
値動きが比較的穏やかな通貨ペアとしては、米ドル/円(USD/JPY)が挙げられます。
世界的に取引量が多く流動性が高いため、価格が安定しやすい傾向にあります。
世界で人気の通貨ペアは?
ユーロ/米ドルが世界で最も人気の通貨ペアです。
取引量が多く、世界中のトレーダーが売買しているため、流動性が高く約定しやすい環境が整っています。
他にも米ドル/円やポンド/米ドルも人気があり、多くの海外FX業者で取引条件が優遇されています。
FXとCFDの違いは?
FXは通貨ペアのみを取引対象とし、CFDは株式やコモディティなどの金融商品を取引できる点が違いです。
一方で共通点はどちらも現物を保有せず、価格差だけで損益が決まる差金決済取引であることです。
FXとCFDを組み合わせれば、投資の選択肢を広げられます。
まとめ
海外FXで利益を上げるには、自分に合った通貨ペアや銘柄の選択が不可欠です。
初心者は情報が豊富で値動きが安定した銘柄から始めて、経験を積んでからボラティリティの高い通貨ペアへの挑戦がおすすめです。



通貨ペアを選ぶ際は、情報の入手しやすさ、適度な値動き、流動性の高さを重視すれば、無駄なリスクを避けられます。
まずは自分が取引する銘柄を選択し、通貨ペアの値動きに慣れましょう。
スキルアップして成果が安定してきた際には、リスクの高い通貨ペアにもチャレンジし、収益の拡大を目指してください。









コメント