- 海外FXで両建て取引って禁止されてる?
- 両建て可能なおすすめの海外FX業者は?
両建て取引に興味のある方は、上記の疑問をお持ちではないでしょうか。
海外FXの「両建て取引」は、リスクを抑えながら利益を狙える手法です。
編集長しかし、業者ごとにルールが異なり、ボーナスやゼロカット制度の悪用にあたる両建ては厳しく禁止されています。
本記事では、両建て取引の仕組みやメリット・デメリット、そして禁止事項や注意点について詳しく解説します。
両建て取引が可能なおすすめ海外FX業者も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、両建てが可能かつ総合的におすすめの海外FX業者は「海外FXおすすめ業者ランキング!利用者の評判から人気口座を徹底比較」で紹介しています。
海外FXの両建て取引とは?仕組みや特徴を解説
海外FXの両建て取引とは、同じ通貨ペアで買いと売りのポジションを同時に持つ手法です。
両建ては、リスクヘッジや戦略的な利確・損切りに活用でき、国内FXとは異なり多くの海外業者で認められています。



この方法を使えば、相場がどの方向に動いても一時的に含み損益を固定できますよ。
ここでは、両建ての基本的な仕組みと、海外FXで利用できる理由について詳しく見ていきましょう。
- 両建て取引の基本的な仕組み
- 海外FXでは両建て取引が認められている
- 最強の必勝法と言われる理由はボーナスの活用
両建て取引の基本的な仕組み


両建て取引とは、同じ通貨ペアで買いと売りのポジションを同時に、同じロット数で保有する手法です。
たとえば、ドル円を1ロット買い、同時に1ロット売ることで、相場がどちらに動いても損益がほぼ相殺されます。



この状態は「損益の固定(ロック)」と呼ばれ、資産の変動を一時的に抑える効果があります。
ただし、スプレッドやスワップといったコストは発生し続けるため、ポジションの維持には注意が必要です。
海外FXでは両建て取引が認められている
海外FXでは、同一口座内での両建て取引が多くの業者で認められています。
| 両建て手法 | 海外FX | 国内FX |
|---|---|---|
| 同一口座内での両建て | 多くの業者で許可 | 一部業者で制限 |
| 別口座間での両建て | 限られた業者のみ可能 | 原則不可 |
| 異業者間での両建て | 限られた業者のみ可能 | 国内FX同士は可能 |
ハイレバレッジやゼロカット制度など、自由度の高い取引環境が背景にあると言えるでしょう。



一方、国内FXでは金融庁の規制により両建てが制限されることも多く、取引戦略の幅に違いがあります。
また、一部の業者では、別口座間や他社間での両建てを許可しているケースもありますが、利用前に規約を確認することが重要です。
最強の必勝法と言われる理由はボーナスの活用
両建てが「最強の必勝法」とも言われる理由の一つは、相場がどちらに動いても損失が即時に確定しない構造にあります。
また、海外FXでは、ボーナスやゼロカット制度を利用することで、理論上は利益を確保できる仕組みが存在するためです。
たとえば、複数業者のボーナスを活用し、一方の口座で買い、もう一方で売ることで、どちらかが損失となってもゼロカットで補填され、もう一方の利益を現金化する手法が挙げられます。



ただし、「ボーナスアービトラージ」は多くの業者で禁止されており、発覚すれば口座凍結などのペナルティを受ける可能性があります。
結果的に絶対に勝てる必勝法ではないので、勝敗はトレーダーのスキルにかかっていると言えるでしょう。
海外FX業者のボーナスを利用して両建てを検討されている方は「海外FXの口座開設ボーナス」や「海外FXの入金ボーナス」で紹介している業者を利用してみてください。
海外FXで両建て取引をするメリット
海外FXにおける両建て取引は、単なるリスク回避にとどまらず、戦略的な活用によって多くのメリットを得られます。
ここでは両建て取引をするメリットを5つ紹介します。
- 相場の急変動に一時的なリスクヘッジになる
- キャッシュバックで稼ぐこともできる
- 節税対策として活用できる
- レンジ相場でのリスク回避に使える
- 決済の自由度が上がる
ハイレバレッジや柔軟な取引環境を備えた海外FXだからこそ可能な、具体的な利点を順に見ていきましょう。
相場の急変動に一時的なリスクヘッジになる
両建ての基本的なメリットは、相場の急変動に対して一時的なリスクヘッジができる点です。
買いと売りのポジションを同時に持つことで、価格がどちらに動いても含み損益が相殺され、資産の変動を抑えられます。



特に経済指標の発表前など、相場の方向が読みにくい局面では有効です。
損失の拡大を防ぎながら冷静な判断を保てるため、大きなリスクを避ける手段として活用できます。
キャッシュバックで稼ぐこともできる
両建てでは、買いと売りのポジションを同時に持つため、自然と取引ロットが増える傾向にあります。



この特徴を利用し、マネーチャージャーなどのキャッシュバックサイトを経由して取引すれば、ロット数に応じた報酬を得ることも可能です。
たとえば、1ロットごとに最大15ドル前後のキャッシュバックが受け取れるケースもあり、ポジションを保有しているだけで継続的な副収入が期待できます。
取引の損益とは別に収益源を持てる点は、両建て戦略における見逃せないメリットの一つだと言えるでしょう。
節税対策として活用できる
両建て取引は、課税タイミングを調整する節税対策としても活用できます。



FXではポジションを決済しない限り課税対象になりません。
つまり、年末に含み益がある場合、同ロットの反対ポジションを建てて損益を一時的に固定すれば、課税を翌年に繰り越すことも可能です。
ただし、海外FXは国内FXと違い、損失の繰越控除ができないため、利益を先送りにする目的での活用が中心となります。
レンジ相場でのリスク回避に使える
両建ては、レンジ相場におけるブレイクリスクを抑える手段として有効です。



レンジ上限で売り、下限で買いのポジションを保有することで、往復する値動きから利益を狙えます。
さらに、反転が予想されるタイミングで両建てを仕込み、ブレイク後に逆方向のポジションを決済すれば、トレンドに乗る戦略にも応用可能です。
このように、急変に備えながら柔軟な対応ができる点も両建ての強みだと言えるでしょう。
決済の自由度が上がる
両建てを活用すると、ポジション決済の自由度が大きく高まります。
相場が動いた際に、利益が出た一方のポジションだけを決済し、もう一方を保持することで、戦略的な取引が可能です。



たとえば、急騰時に買いポジションを決済し、売りポジションを残して反転を待つといった使い方もあります。
感情に左右されず、計画的な資金管理を実現できる点も大きなメリットです。
海外FXで両建て取引をするデメリット
両建て取引はリスクヘッジとして有効な反面、コスト増や判断ミスといったデメリットもあります。
特に、ポジションを長期間維持するとスプレッドやスワップによって資金が徐々に減る恐れがあるため注意が必要です。
- スプレッドの取引コストが2倍になる
- マイナススワップでコストが増加する
- ポジション決済のタイミングが難しい
- 取引が複雑になり判断ミスが発生する可能性
ここでは、両建て取引のデメリットを解説しますので、事前にチェックしておきましょう。
スプレッドの取引コストが2倍になる
両建て取引の大きなデメリットは、スプレッドコストが2倍になる点です。
買いと売りの両方でエントリーするため、それぞれにスプレッドが発生し、取引直後からコストの負担が増えてしまいます。



その分、利益を出すためのハードルも高くなるため、一般的には短期的な調整目的での活用となります。
特に相場の急変や流動性の低下でスプレッドが拡大すると、ロスカットのリスクも高まるため注意が必要です。
関連:海外FXのスプレッド比較ランキング!狭いおすすめの最狭業者を一覧で紹介
マイナススワップでコストが増加する
両建てポジションを翌日以降に持ち越すと、スワップポイントによるコストが発生します。
多くのFX業者では、受け取るプラススワップよりも支払うマイナススワップの方が大きく設定されているため、両建てでは差し引きで損失が出やすくなります。



長期保有するとマイナススワップが積み重なり、資金が減少するリスクがあるため注意が必要です。
そのため、回避したい場合は、XMのKIWAMI極口座やExnessのスワップフリー口座などの利用がおすすめです。
関連:海外FXのスワップポイント・スワップフリー比較一覧!計算方法やおすすめ業者を紹介
ポジション決済のタイミングが難しい
両建ては損益を一時的に固定できますが、どちらのポジションをいつ決済するかの判断が難しい点がデメリットです。
含み益のあるポジションを先に決済した後、相場が反発して残ったポジションの含み損が拡大するケースも少なくありません。



また、安心感からポジションを放置し、適切な解除タイミングを逃すリスクもあります。
そのため、あらかじめ「〇pips到達で同時決済」など、明確なルールを定めておくことが重要です。
取引が複雑になり判断ミスが発生する可能性
両建て取引は、買いと売りの2ポジションを同時に管理するため、通常の取引より複雑になります。



その分、判断ミスが起こりやすく、特に初心者には注意が必要です。
たとえば、利益が出ているポジションを焦って決済し、損失側だけが残るケースや、迷っている間に相場が急変して損失が拡大することもあります。
両建てを繰り返すうちにロットが増える「ナンピン両建て」になると、破綻リスクが高まるため、特に初心者は注意しましょう。
両建て取引が可能なおすすめの海外FX業者5選
海外FXでは多くの業者が両建てを許可していますが、取引ルールや環境は業者によって異なります。
ここでは、高い約定力や狭いスプレッドなど、両建てに適した条件を備えたおすすめのFX業者を5社紹介します。
各社の特徴や両建てルールを比較しながら、自分に合った業者を見つける参考にしてください。
Vantage Trading


| 海外FX業者名 | VantageTrading |
|---|---|
| 設立 | 2009年 |
| 金融ライセンス | FSA(セントルシア) |
| 最大レバレッジ | 2000倍 |
| スプレッド | 0.0pips~ |
| スキャルピング | 制限なし |
| 口座開設ボーナス | 15,000円 |
| 入金ボーナス | 最大20,000ドル(300万円) |
| 取扱銘柄数 | 1,000種類以上 |
| 公式サイト | 公式サイト |
Vantage Tradingは、最大2000倍のレバレッジと豪華なキャンペーン、高い約定力を兼ね備えた海外FX業者です。
特に15,000円の口座開設ボーナスや最大300万円の入金ボーナスにより、証拠金が少ない状態でも両建てが行いやすくなります。



さらに、スプレッドも狭く、両建て取引との相性は良好です。
NDD方式による透明性の高い取引環境や、スキャルピング・EAの自由度の高さも魅力です。
XMTrading


| 海外FX業者名 | XMTrading |
|---|---|
| 設立 | 2015年 |
| 金融ライセンス | FSA/FSCなど |
| 最大レバレッジ | 1000倍 |
| スプレッド | 0.0pips~ |
| スキャルピング | 制限なし |
| 口座開設ボーナス | 15,000円 |
| 入金ボーナス | 最大15,000ドル(約225万円) |
| 取扱銘柄数 | 1,000種類以上 |
| 公式サイト | 公式サイト |
XMTradingは、日本人トレーダーに最も支持されている信頼性の高い海外FX業者です。
同一口座内での両建てが公式に認められており、最大1000倍のレバレッジと豊富なボーナスも魅力です。



特にKIWAMI極口座では、主要銘柄のスワップが無料となるため、両建ての維持コストを大幅に抑えられます。
長年の運営実績と日本語サポートの充実により、安心して取引を行える環境が整っています。
Exness


| 海外FX業者名 | Exness |
|---|---|
| 設立 | 2008年 |
| 金融ライセンス | FSC/CySECなど |
| 最大レバレッジ | 無制限(実質21億倍) |
| スプレッド | 0.0pips~ |
| スキャルピング | 制限なし |
| 口座開設ボーナス | なし |
| 入金ボーナス | なし |
| 取扱銘柄数 | 200種類以上 |
| 公式サイト | 公式サイト |
Exnessは、無制限レバレッジ(実質21億倍)とロスカット水準0%を提供する、自由度の高い海外FX業者です。
複数口座間での両建てが公式に認められており、スワップフリー口座も利用可能なため、両建ての維持コストを抑えることができます。
必要証拠金を最小限に抑えつつ大きなポジションを持てるため、資金効率重視のトレーダーに適したブローカーです。
ThreeTrader


| 海外FX業者名 | ThreeTrader |
|---|---|
| 設立 | 2021年 |
| 金融ライセンス | VFSC(バヌアツ) |
| 最大レバレッジ | 1000倍 |
| スプレッド | 0.0pips~ |
| スキャルピング | 制限なし |
| 口座開設ボーナス | 10ドル(期間限定) |
| 入金ボーナス | 不定期で開催 |
| 取扱銘柄数 | 200種類以上 |
| 公式サイト | 公式サイト |
ThreeTraderは、業界最狭水準のスプレッドを誇る低コスト特化型のFX業者です。
Rawゼロ口座では最小0.0pipsのスプレッドと、非常に低い取引手数料により、短期の両建て戦略に適しています。



さらに、常識的な範囲での別口座間・異業者間での両建ても認められており、自由度の高さも魅力です。
ただし、アービトラージなどの不正行為は禁止されているため、ルールを守った上での活用が前提となります。
AXIORY


| 海外FX業者名 | AXIORY |
|---|---|
| 設立 | 2011年 |
| 金融ライセンス | IFSC(ベリーズ) |
| 最大レバレッジ | 2000倍 |
| スプレッド | 0.4pips~ |
| スキャルピング | 制限なし |
| 口座開設ボーナス | なし(期間限定のみ) |
| 入金ボーナス | なし(期間限定のみ) |
| 取扱銘柄数 | 400種類以上 |
| 公式サイト | 公式サイト |
AXIORYは、安全性と取引環境のバランスに優れたFX業者です。
ナノ口座ではドル円0.4pipsという狭いスプレッドを実現し、高速約定と滑りの少ないcTraderプラットフォームも利用可能です。



両建ては明確に許可されており、高い約定力は決済タイミングが重要な戦略において有利に働きます。
ボーナスは控えめですが、低コストで安定した運用を重視する中級者以上のトレーダーにおすすめです。
海外FXで禁止されている主な両建て取引手法
多くの海外FX業者は両建てを許可していますが、業者の利益構造を悪用する一部の取引手法は禁止されています。
ここでは、海外FXで明確に禁止されている両建て取引のルールを3つ紹介します。
- 複数口座間での両建て取引
- 複数の海外FX業者を跨いだ両建て取引
- アービトラージを目的とする両建て取引
安全な取引のためにも、禁止されている手法を事前に理解しておきましょう。
複数口座間での両建て取引
多くの海外FX業者では、同一業者内であっても複数口座を使った両建て取引を禁止しています。



これは、ゼロカットシステムを悪用した不正行為を防ぐためです。
たとえば、A口座で買い、B口座で売りのポジションを保有し、相場が急変した際に損失側はゼロカットで補填し、利益側だけを確定させる手法が該当します。
業者側が一方的に損失を負うため、厳しく規約違反として処分される可能性があります。
複数の海外FX業者を跨いだ両建て取引
異なる海外FX業者を使った両建て取引も、基本的に多くの業者で禁止されています。



複数口座間の両建てと同様に、ゼロカットやボーナスを悪用した取引を防ぐ目的があります。
違反行為が発覚すると、両方の業者で口座凍結や利益没収といったペナルティを受ける可能性があり、非常にリスクが高いため、注意してください。
複数業者を併用する場合は、誤って異業者間で両建てにならないよう、ポジション管理を徹底しましょう。
アービトラージを目的とする両建て取引
アービトラージ(裁定取引)を目的とした両建ては、海外FX業者に限らず禁止されています。
これは、業者間のわずかな価格差やレート遅延、システムエラーを利用して不正に利益を得ようとする行為です。



こうした取引は、ブローカー側に損失を与え、市場の公平性を損なうため厳しく規制されています。
違反が発覚した場合は、利益の取り消しや口座凍結などの重いペナルティを受ける可能性があります。
海外FXで両建て取引する際の注意点
両建て取引は正しく活用すれば有効な手法ですが、取引ルールやコスト管理を誤ると損失につながるリスクもあります。
ここでは、両建て取引に関する注意点を3つ紹介します。
- 気付かないうちに両建てしている可能性
- 証拠金維持率は変動する
- 禁止された業者で行うとペナルティの対象
規約違反でなくてもトラブルにつながる可能性があるため、安全な運用のために事前に対策を把握しておきましょう。
気付かないうちに両建てしている可能性
複数口座や自動売買(EA)を併用している場合、意図せず両建て状態になるリスクがあるので注意してください。
たとえば、一方でEAを稼働しつつ、別の口座でスワップ狙いのポジションを持つと、知らないうちに両建てが成立してしまうケースもあります。



また、EAの設定ミスやスリッページで逆方向のポジションが発生するケースもあります。
業者に不正とみなされる可能性があるため、常にポジションの状況を確認することが重要です。
証拠金維持率は変動する
両建ては損益を一時的に相殺できますが、証拠金維持率は常に変動するため注意が必要です。
ポジションを保有している間も、マイナススワップや資金調達料(仮想通貨など)が含み損として積み重なり、維持率を圧迫します。



また、急な相場変動によってスプレッドが拡大すると、一時的に評価損が膨らみ、ロスカットのリスクが高まる可能性もあります。
そのため、両建てでも資金管理の徹底は欠かせないと言えるでしょう。
禁止された業者で行うとペナルティの対象
海外FXで禁止された両建て取引を行うと、口座凍結や利益没収、出金拒否などの厳しいペナルティを受ける可能性があります。
特に、ゼロカット制度やボーナスの不正利用は業者に損失を与えるため、厳しく監視されています。



一度ルール違反と判断されると、その後の取引や出金に影響が出る場合もあるので注意してください。
悪質なケースではグループ全体でブラックリストに登録されることもあります。
トラブルを避けるためにも、事前に利用規約を確認し、ルールを守って取引しましょう。
関連するよくある質問
ここまでで海外FXにおける両建て取引のルールや注意点を解説してきましたが、実際の運用にあたっては多くの疑問が残ることもあります。
ここではトレーダーが感じる代表的な質問に対して、わかりやすく回答します。
- 海外FXで両建ては違法?
- FXで両建ては禁止されているのはなぜ?
- XMでは両建ては禁止されている?
- 海外FXでの両建てはばれない?
- 海外FXのボーナスを使った両建てはOK?
疑問を解消し、安心して両建て取引を続けるための参考にしてください。
海外FXで両建ては違法?
海外FXで両建てを行うこと自体は、日本の法律に違反するものではなく、合法とされています。



国内FXでも条件付きで認められており、海外FXでも正当な戦略として利用されています。
金融庁が問題視しているのは、海外業者による日本居住者への無登録の勧誘行為であり、個人が自主的に利用することは法的に問題ありません。
ただし、業者の利用規約に違反する両建ては、口座凍結などのリスクがあるため注意が必要です。
関連:海外FXは違法?金融庁に登録しない理由やトラブル時の対処法も解説
FXで両建ては禁止されているのはなぜ?
FXで複数口座や異業者間の両建てが禁止されている主な理由は、業者側に不当な損失を与える可能性があるためです。
特に、ゼロカットシステムを悪用すれば、トレーダーはノーリスクで利益を得られる一方で、業者が損失を肩代わりすることになります。
また、ボーナスを利用したゼロカット狙いの極端なハイレバレッジ取引も、制度の趣旨に反する不正とされ、厳しく禁止されています。
XMでは両建ては禁止されている?
XMTradingでは、同一口座内での両建て取引が公式に認められており、問題なく利用できます。
規約にも、価格急変時のリスクヘッジやロスカット回避の手段として両建てが許容されていることが明記されているため問題ありません。



ただし、複数口座間での両建てや、ボーナスを不正に利用した取引は規約違反とされ、利益の没収や口座凍結などの厳しいペナルティを受ける可能性があります。
利用前に規約を確認し、正しく運用しましょう。
海外FXでの両建てはばれない?
禁止されている両建て手法は、業者に高い確率でバレると考えて良いでしょう。
海外FX業者は、取引プラットフォームのデータ共有やIPアドレス・デバイス情報の追跡、不審な取引パターンの自動検出など、複数の監視システムを導入しています。



特にボーナス制度を導入している業者では、不正対策が厳格です。
違反が発覚すれば利益没収や口座凍結といった重い処分を受けるため、不正な両建ては避けるべきです。
海外FXのボーナスを使った両建てはOK?
ボーナスを利用した複数口座や異業者間での両建ては、多くの海外FX業者で禁止されています。
ボーナスをリスク回避の手段として使い、ゼロカットを前提に利益を狙う行為は、制度の趣旨に反する不正利用と見なされます。



違反行為を行うと、利益没収やアカウント制限の対象となるため注意が必要です。
ボーナスを利用して取引を行う場合は、必ず事前に業者の規約を確認しましょう。
まとめ
この記事では、海外FXにおける両建て取引の仕組みやメリット・デメリット、そして禁止されている手法や注意点までを詳しく解説しました。
同一口座内での両建ては多くの業者で許可されていますが、不正な活用は口座凍結などのリスクを伴います。



取引コストや証拠金維持率の変動にも注意し、事前に規約を確認することが重要です。
本記事を参考に、両建て取引が可能な業者を選び、ルールを守って戦略的に活用しましょう。









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